長屋の片方を勝手に解体? ジム鈴木先生のトラブル経験について

こんにちは!
オーク投資アカデミーの諸井です。

本日は

「長屋の片方を勝手に解体?ジム鈴木先生のトラブル経験について」

というテーマで、
ジム鈴木先生が実際に遭遇した「ある事件」についてお伝えします!

戸建て物件を探していると、
時々2軒の家が一つになった「長屋物件」に出会うことがありますね。

そんな長屋物件のお話しとして、

「片方だけ解体するときはどうするの?」
という問題があります。

2軒の長屋の内壁は隣の家の壁と繋がっている(共用)ので、

片側の家だけ取り壊すと、
その共有の内壁が「むき出し」になってしまいます。

外壁が無い壁ですから、
雨が当たれば、当然「雨漏り」してしまいます。

そんな解体時に一筋縄ではいかない「長屋」

実はジム先生も所有しています。(2軒の片方だけを所有、隣は別のオーナー

ジム先生の物件では、入居者が平和に暮らしていました。
そして隣家には誰も住んでいませんでした。

そんなジム先生の所有の2軒長屋物件で、ある日事件が起きました。

なんと、何の前触れも、事前連絡もなく、
突然、隣の家の「解体工事」が始まった
のです。

またたたく間に隣家は壊されていき、ジム先生の物件の内壁がむき出しになりました。

入居者から連絡をもらったジム先生もびっくり。
すぐに現場に駆けつけると、むき出しになった壁が広がっていました…汗

現場いた解体工事業者経由で隣家のオーナーと連絡をとろうと試みると、
数日後にようやく隣家のオーナーから電話がありました

そして内壁がむき出しになったので、
外壁をつけて欲しいと話しをすると、

隣家のオーナーから、
「そういうのはお互いでやることでしょう・・・」

という衝撃の発言がありました。

隣家オーナーは、自分の物件を解体しただけで、
ジム先生の物件のことはそちらでやってくれと言う。

・・・それはあり得ない!

と思ったものの、語気を強めても解決しないので
冷静に説明することにしたそうです。

「いやいや、長屋は片方が解体して内壁が露出したら、原因者負担で外壁を作るものなんですよ。」

「そもそも解体するまえに一言相談してから始めるものです。」

相手は渋っているので、

「あなたがが解体したことによって、うちの物件が雨漏りしたら、原因者負担で直してもらうことになってしまいますよ。」
と丁寧に伝えると、

「解体に思った以上にお金がかかって、これ以上はもう払いたくない・・・」
と言うので、

「一度、業者さんと相談してください」
とお伝えして電話を切ったそうです。

隣家のオーナーは他にも物件を持っている不動産オーナーだったようで、親しい管理業者(不動産会社)に相談したようでした。

しばらくすると、
隣家オーナーから電話があり、外壁を作ることを承諾してくれました。

これで無事、一件落着となりました。

相手の反応に感情的にならず丁寧な説明にとどめ、相手が冷静に考えてくれる時間をあげることでトラブルは良い形で決着できたと言えます。

いかがでしたでしょうか?

今回の隣家のオーナーのように、
相手によっては正しい知識を持ち合わせておらず、自分の都合の良い解釈で思いもよらない発言をすることがありますが、

そんな時は、感情的にならずに丁寧に説明して、時間的猶予も与えてあげることで、大事にならずに解決することもできる、
というジム先生の経験談でした。

今回のケース限らず、トラブルが生じたときの大家の心構えとして役立ててみてくださいね。
それでは、本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

ナビゲーター諸井


     

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