不動産投資におけるお歳暮の効果とは?

こんにちは!
オーク投資アカデミーの岡です。

そろそろお歳暮の季節ですね。
皆さんは、誰に送っていますか?

お世話になっている会社や取引先に送る人は多いですが、
入居者に送っているという大家さんは、あまり聞きません。

むしろ「そこまではいいかな…」というのが一般的だと思います。

でも、ジム鈴木先生は毎年、店子さん全員に送っています。
お中元はフルーツ(ブドウ)。
お歳暮はお米。

「そこまでするの!?」と思うかもしれませんが、
先生にとっては当たり前のことなんです。

せっかく自分の物件に住んでもらっているのだから、
いい関係を築きたい。
そんな気持ちで始めたそうです。

そして続けていく中で、
「やっぱり関係性って大事だな」と実感するようになったと言います。

ちょっとした気づかいがあると、
入居者さんの大家への印象が良くなって、
自然と丁寧に接してくれるようになる。

結果として、
物件の扱いが良くなったり、
相談が早めに来たり、
退去の際に揉めなくなったり
するんですよね。

人間には、
“良くしてもらったら返したくなる”という
返報性の原理がありますから、
お歳暮のような心遣いは理にかなっているわけです。

そんな関係づくりの中で、
先生には印象的な出来事もありました。

長く住んでくれていた店子さんが引っ越しを考えていたとき、
「大家さん、〇〇あたりに物件ってありますか?」と聞かれたそうです。

ちょうどそのエリアに、
新しい物件を買ってリフォームしている最中だったので、

そのことを伝えると、
「じゃあ次はそこに住みます」
と、新しい物件にそのまま引っ越してくれたそうです。

つまり、
自分の物件から、自分の物件へ引っ越し
普通はなかなか起きません。

でも、
普段からの関係づくりがあると、
こういうことも起きるんです。

結局、不動産賃貸業は人で回っています。

利回りや効率的な運営はもちろん大切ですが、
一番効いてくるのは“人との関係”だったりします。

お歳暮は高価なものを送る必要はありません。
大きなことをする必要もありません。

ただ「一年間ありがとうね」を軽く伝えるための、
ちょうどいいタイミングなんです。

年末は、人とのつながりを見直すいい機会です。

大家業が、
もっと気持ちよく、もっと長く続くために。

こういった小さな積み重ねが、助けになるかもしれません。

それではまた次回お会いしましょう。

ナビゲーター 岡

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